入れ歯
歯を失ってしまったら、できるだけ入れ歯を入れてほしいの。
お口だけじゃなくて、身体への影響も考えられるのよ。
本来あるべき歯の代わり
きちんと歯磨きをし、歯科医院での定期的な検診を受け、健康な生活を送っていれば、本来歯は一生保つことができます。
それでも歯を失ってしまった場合は、失われた歯を補わなければなりません。そのままにしておくと、様々な悪影響が考えられます。 歯を補う選択肢の一つとして、入れ歯があります。
入れ歯を入れなくてはいけない理由
歯を抜けたままにしておくと、噛む力が低下するばかりではなく、
残りの歯に負担がかかる、歯が傾く、歯が伸びるなど、噛み合わせが悪くなっていきます。
こういった症状の進行により、豊かな食生活が失われる恐れもあります。
また、人は歩いたり踏ん張ったりする時に
奥歯を噛み締めることで、しっかりと力を入れることができています。
歯を失ったままにしておくと、奥歯を噛み締めることができません。
そのため、歩いている時にふらついたり、転びやすくなったりしてしまいます。
安全な生活を送るためにも、入れ歯を入れることは欠かせません。
こんな方は要注意
次のような方は、入れ歯のメンテナンス(調整)が必要です。歯科医師に適切な処置をしてもらいましょう。
- 歯が折れたまま
- 歯が抜けたまま
- 入れ歯が壊れたまま
- 話をすると入れ歯がガタガタする
- 実際の年齢より老けて見える
- 発音が不明瞭
- よく転ぶ
入れ歯を入れると、生活にハリが出ます
入れ歯を入れるとよく噛めるようになり、胃の負担も軽減され、食生活も豊かになります。
噛み合わせが安定すると、発音がしっかりし、お口の周りのシワが伸びるため若々しい印象を与えます。
また、入れ歯で歯を補うことにより、奥歯で噛み締めることができるようになります。
しっかりと踏ん張り、バランスも保たれるようになるので、
転倒防止にもつながります。
入れ歯を使用することで、食生活だけでなく、日常生活においても
ハリのある生活を送れるようになります。
入れ歯って、ただ噛むためだけのものじゃないんだね。
そうなの。歯を失ったままにしておくと、 からだや毎日の生活にまで良くない影響が出てしまうの。 入れ歯は自分のお口に合ったものを、使わないとだめなのよ。