STEP3 始める前の準備
脱感作・リラクゼーション
お口が開かない原因は、ほとんどの場合、心理的要因によるものです。心身の緊張をほぐすと良いでしょう。
ただし、お口が開かない原因は病気と関係している恐れもありますので決して無理をせず、心配な場合は医師や歯科医師への相談をおすすめします。
姿勢を整える
口腔ケアをすると、お口が刺激されて、だ液が出てきます。
あごが上がった状態などでは、誤ってだ液が肺に入ってしまうために発症する誤嚥性肺炎を引き起こしかねません。
誤嚥性肺炎を予防するために姿勢を整える必要があります。
開口誘導・開口保持
脱感作やリラクゼーションを行って、お口に触れるところまできたら、 次はお口を開けていただくことが必要です。
お口を開けるためには、あごの関節の運動だけではなく 筋肉の緊張をほぐして、お口を開けやすい状態にすることです。
口腔内の観察
お口を開けておくことが保持できたら、口腔内を必要であればライトなどで明るく照らして、ケアしても大丈夫か、異常はないか確認します。もし、開口が保持できず観察が難しい場合には、お口のはしから指を滑り込ませるようにして入れて、ほほの内側を触るよう …