注意が必要な食べ物
入れ歯を使用している方、むせやすい方は、注意してほしい食べ物があるの。
安心して食べるために
お口の機能の低下によって、食べること、飲み込むことが困難になってくると、生命の危機を招いてしまいます。
その方の食べたり飲んだりする働きがどの程度なのか、どのような状態にあるのかを日常の様子から判断し、状態に合ったお食事のかたちを整えましょう。
嫌いな食べ物
誰にでも好きな食べ物、嫌いな食べ物があると思います。
好きな食べ物はしっかり味わって食べようとしますが、嫌いな物をどうしても食べなければならない場合、噛む回数が減り、飲み込みが難しくなってしまいがちです。
むせや誤嚥を起こす食べ物
一見食べやすく工夫されている「キザミ食」は、お口の中でバラバラになり、まとまりにくくなります。
よく噛めていない状態で無理に飲み込もうとすると、むせや誤嚥の危険が高まります。
食べたり飲んだりしにくい食材
入れ歯が苦手とする食べ物
入れ歯を使用していると、次のような食材が食べにくくなります。
お食事の際に入れ歯をつけたがらない方もいらっしゃいますが、できるだけつけていただくよう促しましょう。
入れ歯には食べかすが残りやすいので、お食事後の口腔ケアは非常に大切です。
入れ歯が苦手とする食べ物
気をつけなければいけない食べ物って、似ているね。
この他にも、温度に気をつけると食べやすくなる場合があるの。ぬるいと食べる気がなくなってしまうから、冷たいものは冷たい状態で、温かいものは火傷をしない程度に温かい状態で、お口に入るよう工夫するのも一つ。介護現場では、なかなか難しいかもしれないけど、とても大切なことなのよ。