歯ぐき
歯ぐきは入れ歯を外してから、ケアしてほしいの。
歯ぐきにはこんな汚れがたまります
高齢になると、多くの方が入れ歯を使用しています。
そのため食べかすはもちろん、入れ歯に付着する「デンチャープラーク」という汚れが歯ぐきにもついてしまうことがあります。
デンチャープラークは、入れ歯につくヌルヌルとした落としにくい汚れで、多くの細菌を含んでいます。
入れ歯を外した際には、それまで入れ歯と接していた歯ぐきのケアを忘れずに行いましょう。
また、ご自分の歯が残っている方は、入れ歯と接する歯に歯垢がたまりやすく、むし歯になりやすいので
注意してケアをしましょう。
入れ歯の詳しいお手入れ方法は、近日公開予定の「入れ歯のお手入れ」にてご確認ください。
健康な歯ぐきと不健康な歯ぐき
健康な歯ぐきは薄いピンク色をしていて、歯肉がキュッとしまっているように見えます。
ところが歯周病などにより歯ぐきが炎症を起こすと、歯ぐきが腫れ、赤黒くなってきてしまいます。
歯ぐきは正しいケアを続けていれば、健康な薄いピンク色の状態を維持することができるのです。
また、一度は炎症を起こしてしまったとしても、ケアを続け、歯科医師・歯科衛生士のアドバイスを受けることで少しずつ健康な歯ぐきを取り戻すことも不可能ではありません。
健康な歯ぐきを維持しましょう。
歯ぐきのケア方法
用意する器具
次の器具を用意しましょう。
- 保湿剤(必要に応じて)
- マウスウォッシュ(必要に応じて)
- スポンジブラシ、口腔ケアウエッティーのいずれか
歯ぐきのケア方法
それぞれの器具の使い方については、「ケアに適した器具」のページで詳しくご紹介しています。 ぜひご確認ください。
入れ歯と接していた部分の歯ぐきは、炎症を起こして赤くなってしまっていることがあります。
入れ歯の調整で症状が改善する可能性もありますので、まずは歯科医師に相談をしましょう。
歯ぐきを清潔に保つお手入れのポイントを
一枚にまとめた資料「歯ぐきのケア方法」をダウンロードできます。
歯ぐきの健康って年齢に関係するの?
歯ぐきをきれいにして、汚れや細菌を減らしていくことで
いくつになっても健康な薄いピンク色の歯ぐきでいることができるのよ。